料理下手だった27歳女性が、わずか30日間で『塩』と『火』の使い方を学ぶだけで、旦那からおかわりを引き出す実践型料理術

プロの料理人ならではの視点から、主婦向けの、日々使える技や料理のアドバイス、コラムなどを書いていきます。

プロフィール

はじめまして。

フュージョン系レストランの

副料理長をしているGeNです。

 

 

 

僕が働いている店は

日替りのお任せコースのみ

メニューはシェフが考えます。

 

 

 

しかし、

 

 

 

最近は僕がシェフに代わり

メニューを決め、

調理する日が増えてきました。

 

 

 

僕のコースでファンになって

リピーターになったお客様も

この一年間で数多くいます。

 

 

 

更なるステップアップのため

近々イタリアに料理の修行

行こうと思っています。

 

 

 

正直、料理人になりたての頃は

自分がここまで成長できるとは

微塵も思っていませんでした。

 

 

 

当時働いていたお店では

賄いを作るたびに毎度の様に
シェフや先輩達から、、、

 

 

 

『美味しくない』

『工夫がない』

『素人かよ』etc...

 

 

 

よくもまぁ次から次へと

新しい悪口が思いつくなと

感心するほどでした。笑

 

 


そんなあるとき

2年上の先輩が、自信をなくし

料理人を辞めてしまいました。

 

 

 

そのとき、僕が考えたことは

『先輩の分まで俺が頑張る!』

なんてカッコイイ事ではなく、

 

 

 

『自分も同じ道を辿ってしまう』

という恐怖そのものでした。

 

 


それをきっかけに

今まで以上に本を読み

 

 

 

家に帰ってからも

料理を作る日々が続きました。

 

 

しかし、

 

 

 

努力をした所で

すぐに上手くいくほど

現実は甘くありませんでした。

 

 

 

まずは基本を覚えようと
本に書いてあるレシピ通りに

賄いを作りました。

 

 

 

すると、先輩の口からは

『普通すぎてつまらない』

とのダメ出しが、、、

 

 


単純だった僕は

本で見た面白い組合せを

賄いに取り入れてみました。

 

 

 

その結果、先輩からは

『遊んでるの

と言われる始末、、、

 

 


今までは、洋食から和食まで

色々作っていたので

 

 

 

次はイタリアンに絞ろうと考え

パスタを作り続けました。

 

 

 

色々作りましたが、、、

●ペペロンチーノ

『乳化してない、不味い』


●トマトソースパスタ

『味がボヤけてる、不味い』


●アラビアータ

『辛味が強すぎる、不味い』


カルボナーラ

➡︎『卵ボソボソ、不味い』

 

 

 

カルボナーラ

炒り卵のようにボソボソで

恐ろしく不味かったのは認めます。

 

 

 

コレでもほんの一部で

パスタだけでも数えられない程

ダメ出しを食らいました。

 

 

 

1つも褒められることがないまま

最終的に

 

 

 

『コンビニの

パン食う方がマシ』

とまで言われました。

 

 

 

さすがにその時は

隠れて涙を流しました。。。

 

 

 

【頑張ってるのに報われない】

 

 

 

それでも試行錯誤し努力したのに

あんな言い方をされ

 

 

 

本気で料理人を辞めたいと

落ち込んだのを覚えています。

 

 


しかし、

 

 

 

疑問だったことが1つあり

営業中、僕が担当している料理が

 

 

 

不味いと言われることは

一切ありませんでした。

 

 

 

下っ端だった僕は

必ず先輩かシェフの味見を

クリアしてからでなければ

 

 

 

料理を出せなかったのですが

やり直しを食らったことは

一度もありませんでした。

 

 

 

賄いは何で

ダメなんだろう、、、

 

 

 

その理由もわからないまま

2ヶ月が過ぎた頃

 

 


僕が学生時代

バイトをしていた店のシェフに

その事を相談してみました。

 

 

 

すると、僕に

3つのアドバイス

をくれました。

 

 

 

僕はそれ以降

その3点にのみ意識して

賄いを作り続けました。

 

 

 

ふと気が付くと

ダメ出しされる回数が

減ったことに気付きました。

 

 

 

更にそのまま続けていくと

遂に先輩の口から

 

 

 

『ご馳走さま』

との言葉をもらいました。

 

 

 

そして何かを掴んだ僕は遂に

『うまい!』

 

 

 

という一言を

引き出す事に成功しました

 

 


その結果ポジションも上がり

周りから少しずつ認められ

 

 

 

更には先輩から

『肉の扱い方を教えてやる』

 

 

 

という申し出まで

してくれるようになりました。

 

 

 

その店を辞めた現在も

先輩とは付き合いがあり

 

 

 

ついこの間も新年会といって

朝まで2人で飲み明かしました。

(全部先輩のオゴリ!笑)

 

 


人生で始めて

自分の力で自らを取り巻く

環境を変えられた

 

 

 

あの達成感を僕は

生涯忘れないでしょう。

 

 


その後、僕にも後輩ができ

同じ様に行き詰まっているとき
あの日僕が受けた

 

 

 

3つのアドバイスを伝えました。

 

 

 

数日後に彼が作った

一見なんの変哲も無い野菜炒め。

 

 


ですがそこには

食材によって火入れ具合を変える

という工夫がみられました。

 

 

 

次に作ったのは

フレッシュトマトを使ったパスタ

 

 


ニンニクやトマトの酸味など

バランスが取れていたのを

覚えています。

 

 

 

その後、彼の作る賄いで

一番印象的なのは炒飯です

 

 

 

仕上げに刻んだピクルス

加えただけの小さな工夫でした

 

 

 

しかし、

 

 

 

ピクルスの酸味と食感が

アクセントとなり

 

 

 

最後まで食べ飽きる事なく

楽しむことが出来ました。

 

 

 

この炒飯に僕も先輩もシェフも

大絶賛‼︎

 

 

 

僕が辞めた後その彼は

3番手まで上り詰めたそうです。

 

 

 

その後僕はリストランテ

トラットリア、炭火焼居酒屋、

 

 

 

そしてフュージョン料理と様々な

ジャンルの飲食店で働きました。

 

 

 

それらで培った僕の

経験知識

ご家庭で料理をされる皆様へ

 

 

 

このブログでは、

仕事終わりの

 

 

 

限られた時間の中で

効率良く、美味しく作るコツ

 

 

 

そして僕が今までやってきた

間違いなく美味しいレシピ等を

お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

レシピは

分量と手順を載せるだけでなく

 

 

 

料理本には書かれていない

コツやポイントについても

詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

最初のうちは、僕らを救った

3つのアドバイス

について書いていきます!

 

 

 

コラム的な内容の物と

細部まで説明したレシピ織り交ぜ

ながら書いていこうと思います

 

 

 

余談ですが、、、

このブログを書くきっかけは

 

 

 

大学の後輩からの

『旦那が料理を残すことが多い』

という相談からでした。

 

 

 

作る上での大切なポイントや

考え方など、

 

 

 

今後このブログで

お伝えする様なアドバイス

したところ、

 

 

 

最近は旦那さんから

『おかわり!』

と言われる事が増えた!

 

 

 

との連絡をもらいました。

 

 

 

皆さんも大切な人の

『おかわり!』の声

聞きたくありませんか?

 

 

 

微力ながら僕がお手伝いします。

 

 

 

それでは皆さん

次回の記事でお会いしましょう!

 

 

 

 

あっ、、、

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よろしくお願いします!笑