料理下手だった27歳女性が、わずか30日間で『塩』と『火』の使い方を学ぶだけで、旦那からおかわりを引き出す実践型料理術

プロの料理人ならではの視点から、主婦向けの、日々使える技や料理のアドバイス、コラムなどを書いていきます。

Vol.5 料理の目的地決めてますか⁉

こんにちはGeNです!

 

 

 

今日は若手の料理人だった頃の

僕を救った3つのアドバイス

2つめをご紹介します。

 

 

 

それは料理の味を上達させる

方法についてです。 

 

 

 

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このアドバイスをもらうまでは

僕の賄いはボンヤリした味や

塩が決まってない物など、、、

 

 

 

何故美味しくならないのか

ずっと悩んでいました。

 

 

 

先輩達はその場でパパっと

美味しい物を作れるんです。

 

 

 

僕と先輩達との大きな違いが、

作っている最中の味見の回数が

僕に比べ極端に少ないんです。

 

 

 

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その理由に気付かないうちは

いつ迄経っても料理上手には

なれません。

 

 

 

どんなに良い食材を使おうが

どんなに時間や手間をかけようが

絶対に美味しいものは作れません

 

 

 

厳しい事を言いますが、

残念ながら愛情だけじゃ

美味しい物は作れないんです!

 

 

 

上達するための方法こそ

ゴールを決めるという事なんです

 

 

 

とは言っても、

抽象的過ぎてゴールとは

「何のことやら」ですよね。

 

 

 

簡単に言うと「どんな味にするか」

です。

 

 

 

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「何を作るか」と

「どんな味にするか」は

似て非なるものです。

 

 

 

例えば生姜焼きを作るとします。

何を作るかというのは

コレに当たります。

 

 

 

重要なのは

どんな味にするかという事

 

 

 

甘辛い味付けにするか

甘味少なく醤油強めにするか等

どちらにするかを決めてから作る。

 

 

 

つまり

 

 

 

その料理のコンセプトという名の

味の終着点を自分の中で予め

具体的に決めてあるかがPOINTです

 

 

 

甘めの物と醤油強めの物

同じ生姜焼きでも全くの別物です

 

 

 

味のイメージをもっていると

味見を一度すれば軽い手直し

で済みます。

 

 

 

当時の僕はイメージを持たず

ゴールのないまま作っていました

 

 

 

車の運転と同じで目的地が

決まっていればそこへ行くまでの

道順が見えてきます。

 

 

 

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料理において、ゴールを決める

というのは『自分の好みを知る』

という事です。

 

 

 

好み=自分が美味しいと感じる味。

それを目指して作ると自ずと

美味しいものが作れます。

 

 

 

料理本を見て作るときに

一回目はレシピ通りに作ります。

 

 

 

二回目はそれを基に好みの味

にするには何を増減させるかを

考えて作ってみて下さい。

 

 

 

それにより、

自分だけのレシピ

完成していきます。

 

 

 

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まずは自分の好みを具体的に

書き出していきましょう

 

 

 

例えば、、、

・唐揚げ→にんにく効いた醤油味

・親子丼→甘め出汁強め

・トマトパスタ→トマトの酸強め

             etc...

 

 

 

こんな感じで書き出して下さい

自分の好みを知るという事は

意外と多くの人ができていません

 

 

 

自分好みの味が作れるように

なると、他人の好みに合わせて

味の調整ができます。

 

 

 

本のレシピをベースに自分好みに、

自分のレシピをベースに他人の

好みに合わせアレンジができます。

 

 

 

大切な人に「美味しい」と

言ってもらうには

 

 

 

まずは自分が「美味しい」と

思える物を作れるように

なりましょう!

 

 

 

世の中にイタリアンの店は

数多くあります。

 

 

 

しかし店によって味が違うのは

その店のシェフ好みの味付けで

作っているからです。

 

 

 

それでいいんです!

自分が美味しいと思う物に

自信を持ちましょう!

 

 

 

その自信こそが

料理上手への道の第一歩です。

 

 

 

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ではまた次回

お会いしましょう!