Vol.8 『単純』こそ美味なる美学
こんにちはGeNです!
今回は僕が得意とするジャンル
『イタリア料理』について
書いていこうと思います。
と言っても、あくまで
家庭で作れるイタリア料理と
そのコツです。
料理にはここだけは絶対に
手を抜いてはいけないPOINTという
のが存在します。
昔は僕もそれを理解せずに作って
失敗した経験が多々あります。
その数と比例して先輩や
シェフに怒鳴られました。。。笑
今日はイタリア料理の代名詞
トマトソースを例にして
お伝えしていきます。
トマトソースは完成されたものが
スーパーにも売っています。
鶏のトマト煮やカレー等を作る時
は市販品を使っても十分に
美味しくなります。
しかし!!!
子供大好き『トマトソースパスタ』
これはシンプルが故に市販品では
美味しく作るのが難しいです!
シンプルな料理は誤魔化しが
きかないため、真の料理上手さん
しか美味しく作れません!
この記事を読めば、皆さんも
真の料理上手さんに一歩
近づく事ができます!!!
シンプルでも美味しい物が作れる
ということは、裏を返せば手数を
かけないで済むということです。
自分の時間を十分にとれる上に
美味しい物まで作れてしまう。。。
( ゚д゚)ハッ‼ これが噂の一石二鳥
これが出来ないと、美味しい物が
作れても、いつまでも自分の
時間が取れないままです。
どんなに料理好きの人でも
疲れているときに手間のかかる物
を作るのは苦痛です。
そんなことを続けていると
ふとある時感じるんです。
あんなに時間かけて作ったのに
食べるのは一瞬なんだよな。。。
こうなってしまうと手間をかける
事が無意味に感じられ、料理が
つまらなくなるのも時間の問題です
望む未来のあなたは
どんな姿を
していますか?
自分の作った料理を家族で食べ、
『美味しいね』と言いながら
一家団欒を楽しむ姿ですか?
それとも
手を抜いた食事に慣れてしまった
家族がまるで作業のように、TVを
見ながら口に運ぶ姿でしょうか?
料理上手が正しいわけでは
ありません。
ですが
美味しい料理が作れれば
その分多くの幸せを感じられます。
料理は自分と相手を同時に
幸せにする事ができる魔法の
様なものだと思ってください。
魔法は簡単に習得できないのと
同じで料理も一朝一夕では
できるようになりません。
コツコツ頑張りましょう!
さて、それではトマトソースの
大切なPOINTをご紹介します。
イタリアンにはソフリット
という物が存在します。
それは玉ねぎ人参セロリを
みじん切りにして、多めの油で
じっくりと炒めた物です。
野菜の甘味を最大限に引き出した
物。 イメージは野菜で作る
旨味調味料です。
トマトの水煮缶にこのソフリット
を加えるのが一つ目のPOINTです
②火加減
トマト缶をまず火にかけます
この時の火加減がPOINTです。
最初は強火でしっかりと炊きます
それにより余計な酸味が飛びます
火を弱めて、常に軽くポコポコ
沸いてる状態をキープして下さい。
このタイミングでソフリットを
加えじっくりと煮込み、たまに
混ぜて焦げないように注意します。
これによりトマトの旨味が凝縮し
旨味、酸味、香りのバランスが
良いトマトソースになります。
③塩
トマト缶を煮込む際に塩を一つまみ
加えます。
これにより、トマトの甘味と旨味
をしっかりと引き出す事が
できます。
トマトソース一つとっても
これだけ大切なPOINTが
つまってます。
シンプルでも美味しい物には
それなりの理由があるんです。
これらのうち一つでも欠けたら
ダメなんです。
このトマトソースを使って作った
パスタは間違いなく今までの物と
段違いに美味しく仕上がります。
ソフリットを作るのはかなりの
手間だと思うので、
これは休日にでも試してください
ソフリットは冷めたら冷凍して
おけばトマトソースだけでなく
煮込み料理等に入れても
とても美味しくなります。
トマトソースも作ったら冷凍でき
るので、ストックしておけば
料理の幅も広がると思います。
まずは自分の作る料理や好きな
料理の中でシンプルなものは
何があるか書き出してみましょう。
次に、それらの最も美味しい状態
とはどんな味わいの時かを
イメージしてください。
甘味が引き立っているのか、香り
がしっかり感じられるのか、酸味
が際立っているのか、、、
次に、
その特徴をいかすにはどうしたら
良いか考えてみて下さい。
Vol.1の記事から比べるととても
ハイレベルなことを書いています。
最初のうちは難しくても、料理は
反復していれば気がつくと理解
できるようになっています。
料理に関しては、努力は必ず
報われるんです。
報われるとわかっている努力を
しない手はありません!
皆さんが今よりも幸せを多く
感じられるようになることを
今後もお手伝いしていきます!
それではまた次回
お会いしましょう!