Vol.11 料理が捗る『妄想力』
こんにちはGeNです!
今日は少ない時間でも
手間のかかる料理を作り
尚且つ他の家事も同時に進める
ことができる方法について
ご紹介いたします。
これは正に新米の料理人たちが
一番最初にぶつかる問題と
よく似ています。
それは『仕込みにおける段取り力』
です。
他の職種に就いたことがないので
なんとも言えませんが、
もしかしたら全社会人1年生が
ぶつかる物かもしれません。
もし仮にそうだとしたら話は早い
です。
僕ら料理人は仕込みの時間帯は
1品ずつ作っているのではなく
同時進行で常に4~5種類の物を
進めています。
最初はみんな1種類ずつしか
仕込めません。
僕は特に容量が悪く、自分の仕込み
を時間内に終わらせる事ができず、
休憩時間や賄いの時間を使ったり
忙しい時は泊まり込みで夜中に
仕込みをしてなんとかしてました。
いつまでも泊まり込みで仕込みを
している訳にもいきませんでした。
体がもたない上に、いつまでも
成長できない自分に嫌気がさして
きたからです。
何故自分の時間を犠牲にして仕事
しなきゃいけないんだ!
とも思いました。
しかし
仕事量を減らしてくれという考え
には至らないどころか、そんな
発想にすらなりませんでした。
時間内に終わらせるために何を
したか。
とてもシンプルです。
頭の中ではなく、紙に仕込みを
書き出し、それぞれにかかる所要
時間もざっくり書き、
自分の仕事内容を再確認しました。
あとは、どの順番でやれば効率が
いいか
同時に進められる作業はないか
一番時間のかかるものは何か等
を前日のうちに考えておきました。
すると、すぐに時間内に終わらす
事はできませんでしたが、大幅に
時間短縮、効率UPができました。
自分のすべき事をきちんと把握
できていないまま取り掛かると
行き当たりばったりの行動は非常
に効率が悪いという事を
学びました。
これは旅行と同じで、現地で何を
するか、何を観るかを事前に計画
を立てないと
現地についてから無駄な時間を
過ごすことになります。
事前にリストアップして、順序も
決めておくことで、限られた時間
の中で有意義な旅行を楽しめます。
旅行だけでなく、日常生活に
おいても似たような事が
言えます。
仕事から帰宅し、そこから如何に
効率よく家事を終わらせるか。
それによって自分の時間が
確保できるか変わってきます。
目に付いた物から取り掛かる
タイプだと、時間がとても
もったいないです。
今よりももっと自分の時間
欲しいですよね?
それを得るための方法として
『妄想』のテクニックが必要に
なってきます。
書き出すだけでなく、それらを
やっている自分の姿を想像し
頭の中で一度その仕込みを
一通りやってみます。
つまり、頭の中で一度経験して
おくという事です。
人は一度経験した事を再度やる
場合恐ろしく効率が上がります。
頭の中でやる際はその作業の
難しい点や、所要時間、段取りを
意識しながらやってください。
頭の中で解き、現実で答え合わせ
をするイメージです。
このテクニックをマスターすると
洗濯機回している間にお米炊いて
その間に味噌汁作ってetc...
まずは皆さん、自分が今日帰宅
してから何をするのか等細かく
書き出すところから始めましょう。
これに慣れると、書き出さずに
それすらも脳内でできるように
なります。
自分の時間大量確保も時間の問題
ですね!
それではまた
次回お会いしましょう!!